「第14回 2022洛西進学教室 模擬授業大会 R1 Grand Prix」を行いました
更新日:2022年5月13日
洛西進学教室では4月28日(木)に、「第14回 2022洛西進学教室 模擬授業大会 R1 Grand Prix」を桂本部教室で行いました。
これは、社内研修の一環として10年以上前から行っている、授業力向上を目的とした15分間の授業コンテストです。授業で最も難しいとされる導入部分の15分間を実演した後に審査を受け、その得点を競います。
授業を行ったのは、桂本部、洛西、桂川、伏見神川、亀岡の各教室で集団授業を行う先生17名です。審査員は、塾長、副塾長、前述の模擬授業を行ったスタッフ(自分の授業の審査はできません)に加え、生徒役としての学生スタッフ、そして今回は保護者視点として本部事務スタッフ、そしてみらい教育総研代表理事であり前野田塾会長の小川英範先生にもご参加いただき、総勢30名を超える規模で丸1日かけて行いました。
どの先生も創意工夫と熱い情熱で15分の授業をやり切りました。
今年度の結果は以下の通りです(カッコ内は所属教室と担当科目)。
戸田 有香先生(桂本部、国語)

優秀賞 | 荻野 晃平先生(桂本部、算数) |
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奨励賞 | 田中 潤先生(桂本部、社会・国語) |
奨励賞 | 鹿間 宏之先生(桂本部、算数・数学・理科) |
審査員特別賞 | 大﨑 一朗先生(桂川教室、算数・数学・理科) |
私の受けてみたい・ 私が受けさせたい先生 特別賞 |
戸田 有香先生 |
※私の受けてみたい・私が受けさせたい先生特別賞は学生、本部事務スタッフで最も得点の高かった先生が受賞
受賞者のコメント
最優秀賞、私の受けてみたい・私が受けさせたい先生特別賞
戸田 有香先生
取り扱った題材は中学2年生国語の「枕草子」です。新しい教育観で求められる「探究」の力を磨くことを意識し、「覚えるだけではない古文読解」を目指して授業を組み立てました。「知識は使うためにある」を、子どもたちに伝えていきたいと思います。
優秀賞 荻野 晃平先生
毎年、受験算数からテーマを選んで出場しています。今回は苦手な人も多い「おもりを沈めた時に上がる水面の変化」の導入を行いました。難しそうな単元で、「どうしたら苦手意識を薄めながら学んでもらえるか」と、生徒の皆さんの顔を思い浮かべながら、構成を練って出場しています。
少し悔しい結果でしたが、研鑽を重ねて次こそは最優秀賞を目指して頑張ります!
奨励賞 田中 潤先生
中学3年生、社会・公民の「国際連合」について模擬授業を行いました。今年の2月にロシアがウクライナに軍事侵攻を行ったことがこの題材のきっかけです。今年度入試の時事問題にもなるので、この内容を実際の授業にもしっかり還元していきたいです。
奨励賞 鹿間 宏之先生
中2数学の連立方程式・通過算(電車の問題)を行いました。パワーポイントを駆使したのが評価された点を嬉しく思っています。実際の授業でも是非活用しようと思います。
審査員特別賞 大﨑 一朗先生
今回は中学2年数学の「整数の性質と説明」という単元の模擬授業を行いました。数学はどうしても計算をして答えを求めることが多いのですが、説明問題や証明問題も数学にはあります。中学2年生からはそういった問題が出てきますので、生徒さん達がしっかり理解し解けるように通常授業も頑張っていきたいと思います。
なお、戸田有香先生は5月29日(日)栃木県佐野市で行われる開倫塾主催「第15回記念大会 全国模擬授業大会」に出場予定です。これは「教え方日本一」を目指す大会です。洛西進学教室の代表としてぜひ頑張ってください。